12星座にまつわるギリシャ神話 part2〜牡牛座・双子座・蟹座〜
先日の続きで、今日も12星座にまつわるギリシャ神話を調べていきたいと思います
それが終わったら、今まで書いてきたような知識系以外にも普通に日記とか書いて、更新頻度を少しでもあげていきたいなって思ってます
今のところ閲覧者様めちゃくちゃ少ないので、どうしたら増えるのかなって考えてて…やっぱり他のブログ見たり他のブロガー様に関わりに行ったりが良いのかなと感じているのですがいかがでしょうか…
他のブロガー様の投稿も見方がわからなくて全然見れてなくて、流行りとか特徴とか全然分からないので、その辺りちょこちょこ勉強して慣れていけたらと思ってます
どうかご助言又はお声がけいただけますと幸いです
牡牛座(4/20〜5/20うまれ)
牡牛座に関係あるお話は2つあります
1つ目は、牡牛=ゼウス説
野原で花を摘んでいた王女エウロペ
その美しさは噂となって天界の大神ゼウスの耳にも届き、心奪われたゼウスは珍しくて美しい真っ白な牡牛に姿を変えて彼女の元へ現れます
エウロパは興味本位でその牛に近づき、触れ合い、やがて心を許した彼女はその牡牛に跨ってみることとしました
しかし次の瞬間、牡牛はエウロパを乗せたままとてつもないスピードで走り去ってしまいます
怯えるエウロパをよそに牡牛は野を超え山を越え海を越え、遠く離れたクレタ島まで走り、そこでゼウスは正体を現してエウロパに想いを伝えるのでした
2つ目は、牡牛=ゼウスの浮気相手(イオ)説
ゼウスの正妻ヘラの使用人として働いていた、川の神イナコスの娘「イオ」
ゼウスはこの娘にも恋をします
しかし嫉妬深い性格のヘラは、イオを牛の姿に変えて牛舎に閉じ込め、100の目を持つ怪物「アルゴス」を見張りにつけることで、ゼウスとの面談を完全に断ち切ることとしました(別説では、浮気現場を誤魔化すためゼウス自身がイオを牛の姿に変えますが、怪しく思ったヘラがこの牛を没収し同じくアルゴスに見張らせています)
イオを救いたいものの、見張りやヘラの目があり自分では動けないゼウス
そこでゼウスは、イオの父「イナコス」や、自分の息子で十二神の一人「ヘルメス」に、彼女を救い出すよう命じました
ヘルメスは牛舎に赴き、眠りの神「ヒュノプス」が作った眠りの笛を吹きます
アルゴスの100の目は、眠っていても常にどこかの目が開いている状態なのですが、この笛の音はアルゴスの全ての目を閉じ眠らせることに成功、無事にイオを牛舎から救い出すことができました
この後さらに怒ったヘラがイオにアブを放つ嫌がらせをしたことから、今でも牛の周りにはアブが寄ってくるようになったと言われています
双子座(5/21〜6/21うまれ)
カストルは剣に、ポルックスは馬術に長けており、様々な戦いで功績を収めていました
しかしカルトスが普通の人間であるのに対して、ポルックスはゼウスの遺伝で不死身の身体でありました
そしてとある戦いの最中、カルトスはその命を落とすこととなってしまいます
ポルックスは深く悲しみ後を追おうと思いますが、不死身の身体がそれを許しません
ポルックスはゼウスに「私たち2人は共に生まれ、共に戦場を駆けてきました、ですので死ぬ時も一緒が良いのです、どうか私の不死を解いてください」と懇願
ゼウスはその願いを受け入れ、ポルックスは自害、2人は仲良く星座として夜空にあげられることとなりました
蟹座(6/22〜7/22うまれ)
レルネアの谷の泉に住む、9つの頭を持つ蛇の怪物「ヒドラ」と大蟹「カルキノス」
二人は友達でした
そこにある日、ヒドラを退治せんと英雄「ヘラクレス」がやってきます
始めこそヒドラが優勢でしたが次第にヘラクレスがヒドラを押していきます
友達の危機を救おうとしたカルキノスはヘラクレスの足を自分のハサミで挟んで攻撃しました
しかしヘラクレスにとっては何のダメージもなく、カルキノスはそのままあっさりヘラクレスに踏み潰されて死んでしまうことに
自分の旦那と愛人の子であるヘラクレスを、ゼウスの正妻ヘラは大層憎んでおりました
ヘラは、そんなヘラクレスに立ち向かったカルキノスを、憐れみの心から星座として夜空にあげてあげることにしました